活用事例

BBEの効果

BBEのプロセスをONにすると、スピーカーから聞こえてくる音の明瞭度が上がります。

     ・ 高域はクリアに自然な鮮明さで細部に至るまで表現されます。
      低域は引き締まって再現力の豊かな音が再生されます。
     ・ ボーカルや映画の台詞、ニュースなどの音声はボリュームを上げることなく、
      一層クリアで聞きやすくなります。
     ・ 生演奏で体験できる鋭敏で存在感のある、微妙な楽器のニュアンスが再現されます。
     ・ BBEは原音に極めて近い音を再現します。
     ・ 話し声、歌声、楽器、特殊効果音、すべての音が聞きやすくなります。

BBEの効果はプロフェッショナルの世界で長い間高い評価を受けています。
技術的詳細はこちらへ


BBEの仕組み

スピーカーを通して再生された音は多かれ少なかれ迫真性に欠けています。
これはスピーカーコイルの問題から生じる高域の時間的な遅れとその減衰が影響しているからです。

BBEの仕組み

BBEはこの問題に対して、周波数間に起こる時間の遅れと減衰した高域を補正します。

(1)スピーカーの問題から生じる高域の遅れを補正します。
     高域に対して中域・低域を比較的に遅らせる事により、聞き手の耳に
     それぞれの音域がまるで自然界で聞こえるように同時に届きます。

(2)スピーカーの問題から生じる高域の減衰を増幅して補正します。
     一般に減衰しやすい高域を若干ブーストさせます。
     位相補正と高域ブーストの相乗効果で、イコライザーのように
     単にブーストを行う場合に比べ、約半分のブーストで同じ明瞭度が得られます。


この様にBBEプロセスを施された再生音は原音に極めて近いもので、自然で明瞭度の高いものです。

従来のト-ンコントロ-ルやグラフィックイコライザ-が単なるブ-ストであるのに対して、BBEプロセスは位相補正によって脳の解析能力を助ける分だけブ-スト量が少なくて済み(イコライザ-の半分)、自然で非常に聞きやすい音になります。
その結果、BBEを使って再現された音はライブで聞かれるようなリアルな音になります。

多くのレコ-ディンクスタジオやPA、SRの現場、放送局等では20年前からBBEを導入し、これまでに25万台以上のプロ用のBBE機器が世界中で使われています。
多くのミュ-ジシャンもBBEを指定し、自分達の音楽の音質改善を行なっています。



上へ上に戻る